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「バイオ茶スポーツ」(宮崎上水園)を取り寄せてみる

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降霜被害を乗り越えて生まれた「バイオ茶」

猛暑と言われた8月も終わり、9月に入ると朝晩はだいぶ秋の気配を感じるようになりました。今これを書いている外では、「セミ」ではなく「コオロギ」の鳴き声が聞こえてきます。

8月に「氷水出し茶」についての記事を書きましたが、その後、「宮崎上水園」にオンラインショップがあることを知って、20年ぶりぐらいに「バイオ茶」を購入しました。少し渋みがあってスッキリとした飲み心地はとても懐かしく感じました。「市民ランナー」だった私ですが、練習やスペシャルドリンクの置ける大会ではよく利用したものです。他のスポーツドリンクのようにべとつかないのも良かった点です。

簡単!!おいしい!!氷水出し茶を飲んでいます。

お腹に優しく、吸収率も高いような感じがします。お陰で今年の猛暑を私はこの「バイオ茶」を飲み続けることで、体調を崩すことなく乗り切れたように思います。作り方も浄水を入れたボトルにティーバッグを入れて冷蔵庫で冷やすだけなので簡単です。ティーバックの数や、水・氷の量で「濃さ」を調節出来るので便利です。普段、どちらかと言えばお茶が苦手な家内もこれなら飲めると、「盗み飲み」していました。このスッキリとした飲み心地に慣れてしまうと、自販機で売っているメーカーの「お茶」は混ぜ物が多くてとても飲む気がしなくなってしまいました。

「宮崎上水園」の3代目の上水漸(かみみずすすむ)氏は「バイオ茶」はこうして生まれた 晩霜被害を乗り越えてつくられた奇跡のスポーツドリンク(評論社)という著書を出されているということで、私も早速通販サイトで取り寄せて読んでみました。

一読して、一つのことを成し遂げた人に共通の人生における「真摯」な態度をこの方の文章からも感じました。著書の中に出てくる専門的な事は、私には難解ですが、想像を絶する困難なお茶づくりの話や、開発に成功した「バイオ茶」が当初全く売れず、たまたま「バイオ茶」を買っていったスポーツ少年団の子供の好反応が口コミで広がり、それが高校の陸上部に広まり、そこから宮崎・延岡が本拠地の旭化成陸上部に伝わり、マラソンの谷口浩美選手がスペシャルドリンクに使用したいと、お店を訪れるという急展開のくだりは、読んでいて胸が躍りました。

ロッテルダムマラソンでの谷口選手がバイオ茶をスペシャルドリンクに使っていたことが、マスコミなどを通じて一気に広まり、他のスポーツ選手や一般市民ランナーにも愛飲者が広がっていきます。私もちょうどこの頃ランニング雑誌「ランナーズ」を通じてバイオ茶を知り、購入した覚えがあります。その後の谷口選手のバルセロナオリンピックや、東京世界陸上での金メダル獲得など目覚ましい活躍の傍らにはいつも「バイオ茶」があったそうです。バルセロナで銀メダルを獲得した有森裕子選手も当時のスペシャルドリンクは「バイオ茶」だったそうです。

その後、ランニングブームが広まり、アスリートに限らず一般の人も様々なスポーツに取り組むようになりました。当然その為の商品も数多く発売されてきました。ドリンク一つとっても様々なものが出ては消えていきました。「バイオ茶」が脚光を浴びたのがスポーツドリンクとしてですが、現在はその背景にある、「お茶づくり」への取り組み方がより長い支持を受ける要因になっているのかと思います。

自然相手の農業の基本は、水と植物の関係を知っていくことにあり、そうすることで農薬を使わず、植物本来の持つ力を引き出し、安全・安心な良い作物を作り出すことが出来る。そうやって常に研鑽を惜しまない日本各地で奮闘している生産者の一人が、上水漸氏であろうかと思います。そして、改めて感じることは、やはり何事も人との出会いが大事であるということです。必然なのか偶然なのか、これは人生の不思議、誰にも分かりません。人生の「妙」ということでしょう。その「妙」である出会いの機会は「真摯」であり続ける人により多くやってくるのではないかと思います。

宮崎陸上競技協会公式飲料 「バイオ茶スポーツ」

定番の「バイオ茶」に比べ、若干薄味のように感じます。「濃さ」は水の量や入れるティーバックの量で好みの味に調整出来ます。私が今回購入したのは72ℊ(3ℊ×24パック)です。袋の説明には『水1Lに1~2パック入れるだけ、30分ほどでおいしく水出しができます。1パックだと澄んだ味わい、2パック入れるとうまみが濃くなります。お試しいただいて、お好みの飲みやすさでどうぞ。』と書かれてあります。

「バイオ茶」と「バイオ茶スポーツ」の違いについて、上水園の商品サイトには、『「バイオ茶スポーツ」は、通常の「バイオ茶」と同じく自家茶園の茶葉を使っていますが、一番茶を中心にブレンドしています。一番茶は冬の間にたっぷりと栄養を蓄え、天然の糖分(自然の甘み)や香り成分豊かと言われています。口当たりまろやかで、運動時でも飲みやすいのが特長です。お好みでお選びください。』と書かれてあります。

宮崎上水園のオンラインストアでは、「バイオ茶」の他にも様々な商品が販売されています。この次は私は「焙煎 黒バイオ茶」あたりを頼んでみようかと思っています。

宮崎上水園オンラインストア https://kamimizuen.shop-pro.jp/

 

 

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Yataka Nobuhiro
初めまして!! Yataka Nobuhiroです。ご訪問頂きありがとうございます。 昭和生まれの60代、横浜北部で生まれ育ち、30~40代は世田谷に移り、 40代後半から現在は八王子に暮らしています。 主に、写真現像の現場に関わってきましたが、撮影のスキルはと言うと ・・・です。 昨年の定年を機会に、ストックフォトサイトへの投稿を始めました。 その中で、「撮る」ことが新しい気付きや出会いに結び付くことを 改めて知りました。 このブログでは、そんな小さな発見を発信していけたらと思っています。 簡単に言うと私のモットーは「犬も歩けば棒に当たる」です。 それが「一期一会」になることを祈って・・・。 最近は「数打ちゃ当たる」になってしまっていますが・・・。 デジタル様様です。 よくある写真ばかりですが、何かのお役に立てれば幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。