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簡単!!おいしい!!氷水出し茶を飲んでいます。

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これからの季節、体調管理の為の水分補給が大切になってきます。いわゆる「熱中症対策」です。「熱中症対策」だけに絞って言えば、からだに必要なミネラル分を含んでいて尚且つ体内に吸収しやすいのは「経口補水液」かと思います。

ただ、この経口補水液やスポーツドリンクの類は総じて「おいしい」と感じるものではなく(はっきり言って不味いものが多い)て、私などはあまり飲む気にはなりません。

マラソンと「バイオ茶」

私は2年ほど前、体調を崩す前までは、30年近く継続的にランニングを続けてきました。フルマラソンは60回ほど完走しています。一時期は2時間40分前後で走っていた時もありました。通勤時間帯も走ったりしてかなりのめり込みました。(ランニング・マラソンについてはまた機会を改めて書いてみたいと思っています)

全国各地のマラソン大会に参加するのも楽しいものでした。その中に宮崎県延岡市で開かれる「延岡西日本マラソン」という大会があります。延岡と言えば、駅伝、マラソンで数々の名選手を輩出している「旭化成陸上部」の本拠地です。最近の参加人数何万人というようにマンモス化するマラソン大会とは違い、参加人数500~600人ほどのこじんまりとした大会です。しかしながらこの大会は、一昔前の競技志向のマラソンの雰囲気を残している全国でも貴重な大会です。延岡市は「アスリートタウンのべおか」という標語を掲げ、スポーツ振興による地域の活性化を図っています。

http://www.athlete-town.com/特定非営利活動法人(NPO) アスリートタウンのべおか

今は、多少緩くなったかと思いますが、私が初めて参加したころの「延岡西日本マラソン」のレースの関門時間は、3時間前半で完走することを前提に設定されており、私のような市民ランナーにとってはかなり厳しいものでした。その為には事前に3か月前くらいから走り込みをしていました。その際、給水をしながら練習をするのですが、その当時ランニングの雑誌の広告を通して知ったのが、上水園の「バイオ茶」でした。この「バイオ茶」、中身はお茶そのものですが、水出しで簡単に作れて飲みやすく、後味スッキリで、運動中胸焼けするようなこともありません。「延岡西日本マラソン」は一般市民ランナーでもスペシャルドリンクを置くことが出来るので、本番レースでも私は「バイオ茶」を使いました。おかげで当時の自己ベストを更新して完走することが出来ました。

バルセロナ五輪マラソン代表(現宮崎大学特別教授)の谷口浩美選手がレース中転倒して、ゴール後「コケちゃいました」とコメントしたのはあまりにも有名ですが、実は谷口選手が転倒して取れなかったスペシャルドリンクの中身が上水園の「バイオ茶」だった事は一般の方にはあまり知られていないかと思います。

この「バイオ茶」、谷口選手が所属していた旭化成陸上部の選手のみでは無く、今も多くのアスリートに愛飲者がいるようです。宮崎陸上競技協会の公式飲料にも認定されています。

植物のバイオリズムに合わせてつくるから「バイオ茶」と名付けたそうで、化学肥料、農薬は使用せず植物の成長に欠かせない「水」をコントロールすることで、植物本来の力を活かした栽培方法を上水園は確立したようです。

遅霜で大きな被害を受けたことがきっかけで、春先に水をまき続け、凍らせることによって茶葉を0℃に保ち、新芽を枯死から守ることに成功したのだそうです。

ペットボトルの「お茶」よりおいしい!!

ちょうど数年前、たまたま見ていたNHKの「ためしてガッテン」で氷水出し茶のことが取り上げられました。NHK『ためしてガッテン』 「夏こそ!スーパー緑茶 新カテキンで免疫力が復活!」(2015年7月1日放送)番組では氷水出し茶に多く含まれる免疫力を復活させる新成分「エピガロカテキン」に注目して、昔から氷水出し茶を飲む習慣のある宮崎県のことを取り上げていました。

宮崎では運動会やスポーツ大会、部活などで「水出し緑茶」を飲むのはかなり一般的なことのようで、カフェインの少ない氷水出し茶を小さな子供がゴクゴクと飲む様子は私にはちょっと驚きでした。番組には上水園の三代目も出演していました。(残念ながら現在のNHKオンデマンドでは視聴は出来ないようです。)

この番組のあとから、私も「氷水出し茶」を作って飲むようになりました。作ると言っても簡単で、百円ショップのお茶をお茶パックに入れて、それを氷水の入ったポットに入れ、冷蔵庫に30~40分入れて出来上がりです。パックは入れたままだと渋み(カテキン)が出てきてしまうので、味見してオーケーだったら取り出します。あくまでも「エピガロカテキン」のみが低温で抽出されるようにします。

その時の出来不出来の違いはありますが、ペットボトルに入って売られているメーカー品の「お茶」より数段甘味があっておいしいです。後味もすっきりです。ネット上には様々な「氷水出し茶」のレシピが公開されていますので、皆さんもいろいろお試しになってはいかがかと思います。

私は、「氷水出し茶」使用後のパックは別のボトルに入れ、うがい用に使っています。私は花粉症の症状がひどかったのですが、「お茶鼻うがい」をするようになってかなり症状が軽減されました。(ちなみについでに顔も洗います。スッキリします。)新型コロナウイルスにも効果を発揮してくれると嬉しいのですが・・・。

参考:NHK『ためしてガッテン』 「夏こそ!スーパー緑茶 新カテキンで免疫力が復活!」https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20150701/index.html

:創業明治二十九年 バイオ茶の宮崎上水園https://www.biocha.com/biotea/index.html

:日本カテキン学会http://www.catechin-society.com/iroha.html

 

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Yataka Nobuhiro
初めまして!! Yataka Nobuhiroです。ご訪問頂きありがとうございます。 昭和生まれの60代、横浜北部で生まれ育ち、30~40代は世田谷に移り、 40代後半から現在は八王子に暮らしています。 主に、写真現像の現場に関わってきましたが、撮影のスキルはと言うと ・・・です。 昨年の定年を機会に、ストックフォトサイトへの投稿を始めました。 その中で、「撮る」ことが新しい気付きや出会いに結び付くことを 改めて知りました。 このブログでは、そんな小さな発見を発信していけたらと思っています。 簡単に言うと私のモットーは「犬も歩けば棒に当たる」です。 それが「一期一会」になることを祈って・・・。 最近は「数打ちゃ当たる」になってしまっていますが・・・。 デジタル様様です。 よくある写真ばかりですが、何かのお役に立てれば幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。